Google Cloud Visionは、Googleが提供する画像解析APIの一つです。このAPIは、画像内に含まれる様々な情報を抽出することができます。例えば、画像内に映っている物体の種類や位置、色、テキスト情報、顔の表情や特徴などを自動で検出することができます。そのため、Google Cloud Visionは、画像解析の自動化を実現するために、多くの企業や開発者に利用されています。
【Google Cloud Vision API】API を試す
【Google Cloud Vision API】の使い方
1.上の「【Google Cloud Vision API】API を試す」ボタンをクリックして、Google Vision API の APIを試すぺージを開きます。
2.「Try the API」の「Drag image file here or Browse from your computer」エリアに画像ファイルをドラッグ&ドロップまたはクリックしてコンピューターから画像を参照してください。
3.「reCAPTCHA」画面が表示されるので、「□私はロボットではありません」にチェックを入れます。
4.画像が解析されました。
「objects」タブはオブジェクト検出(物体検出)です。「dog」が3件検出されています。
それぞれの項目にカーソルを置くと、画像内の該当する「dog」がハイライト表示されます。
5.「Labels」タブはラベル検出です。画像に含まれる要素がラベル付けされます。
各ラベルはGoogle検索に紐づけされているため、クリックすると別ウィンドウが開き、意味や情報などの検索結果が表示されます。
例えば、製造業における検品システムを開発する場合は、良品と不良品の画像データを収集し、それを訓練データとして学習させ、学習モデルを作成します。その学習モデルを使って、検査する製品の画像データを入力すれば、その学習モデルを使って、その製品が良品か、不良品かを判断するということです。
6.検出が終わったら、「RESET」または「NEW FILE」で別の画像も分析できます。